5.LTV(Loan to Value)
LTVは、「エル・ティ・ブイ」または「ローン・トュー・バリュー」と呼ばれている。
    債券や貸出の安全性をチェックする指標で、債券の格付の目安にも使われるもの。
    LTVとは、SPCやJ-REITの社債や借入金等の負債額を担保資産の評価額で割った比率を%で
表したもので、いわゆる担保掛目のことである。
    
    LTV = 社債・借入金等 ÷ 資産評価額
    例) 1億円の価値のある不動産
    ・6000万円借入をしている場合、LTVは6000万円÷1億円=60%
    ・7000万円借入をしている場合、LTVは7000万円÷1億円=70%
    LTVが低いほど安全性は高いといえ、逆に高いほどデフォルト確率の高いハイリスク・ハイリターン
    の投資商品ということがいえる。