家族と行く万博、そしてラーケーション。働き方と暮らし方の“これから”を考える


先日、中学生の娘と一緒に「大阪・関西万博」に行ってきました。

私は振替休暇を活用し、娘は学校のラーケーション制度(校外学習を兼ねた学びの機会)を利用しての参加です。

仕事と家庭、学びと遊びがうまく融合した1日でした。

この体験を通して改めて考えたのが、「ラーケーション(ワーケーション)」という新しいライフスタイルです。


1. 「ラーケーション」ってなに?

「ラーケーション」は、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた「ワーケーション(workation)」から派生した考え方です。

最近では、さらに以下のような派生形が登場しています。

  • ラーケーション:学校教育とレジャーを組み合わせた学びのある旅行(Learning × Vacation)
  • エデュケーション・ラーケーション:学びを目的にしたワーケーション。家族全体での学び旅。
  • ファミリーワーケーション:子どもの休暇や教育機会に合わせて、親もリモートワークを活用するスタイル。

このように「ラーケーション」は、“単なる休暇”ではなく、“働きながら・学びながら・家族と過ごす”を両立する、新しいライフスタイルです。


2.日本での広まりと社会的背景

コロナ禍をきっかけに、リモートワークの普及が一気に進みました。

それと同時に注目されたのが「ワーケーション」でしたが、最初は「観光業振興の一環」という捉えられ方も多く、企業による制度整備は限定的でした。

しかし最近では、

  • 地方自治体や文部科学省による学びの旅行支援(ラーケーション推進)
  • 企業による福利厚生や生産性向上策としての導入
  • 働く親世代の「子どもとの時間をどう確保するか」への関心

といった動きもあり、家族単位でのラーケーションが注目され始めています。


3.ラーケーションのメリットとは?

1. 家族の絆が深まる

 → 一緒に旅行するだけでなく、親の仕事姿や子どもの学びの場を共有できる。

 2. 子どもの学びにリアルな体験をプラスできる

 → 万博などの大規模イベントは、教室では得られない“気づき”を与えてくれます。

 3. 働く側もリフレッシュできる

 → いつもと違う環境での休暇は、発想の転換やストレス軽減にもつながる。


4.住宅購入者が知っておくべきポイント

滋賀県内では、彦根市をはじめとする複数の自治体で「ラーケーション」の取り組みが進められています。これらの制度を活用することで、家族での学びや働き方の多様化が実現可能です。以下に、導入している自治体をご紹介します。

出所:彦根市


万博という未来を見せてくれる場所で、親子で一緒に学び、感じ、働くという時間は非常に貴重でした。

今後はこの「ラーケーション」のようなライフスタイルが、ごく自然な選択肢になるはずです。

ライフプランや働き方に関するご相談は、お気軽にご連絡ください。

私たちは、「暮らし方・働き方・家族の時間」を軸にした、あなただけの未来設計をサポートいたします。


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